「アート/クラフト」研究会(2022年度)

院生代表者

  • 柴田 惇朗

教員責任者

  • 小川 さやか

概要

 本研究会の目的は「アート/クラフト」の境界的事例の質的研究を用いて、制度の枠を超えた社会における創造性のあり方について研究し、その成果を学術論文として発表することである。
具体的な内容および実施方法は以下の通りである。昨年度の成果である「おかんアート」に関する調査、および第38回民族藝術学会大会における発表「研究対象としての「おかんアート」 ——美学、社会学、人類学からの検討」(2022.04.17)に基づき、本年度は追加調査及び査読論文の執筆・投稿を行う。月1回程度のペースで月例研究会を開催し、そこでは参考資料の購読、調査の計画、執筆の計画及び進捗報告、論文投稿準備などを行う。なお、調査は「おかんアート」に関する活動が盛んな神戸市長田区を便宜的な予定地としているが、変更の可能性もある。
本研究会の意義は学際的な研究領域の院生が集まり、社会人文科学において広く重要性が指摘されている創造性に関する共同研究を行う点である。各学問領域の理論や方法論に関する知見の共有を通じた各人の研究者としてのスキルアップは各自の研究の充実に寄与すると考えられる。また、共著論文の執筆はそれ自体が貴重な研究経験となることに加え、それが各自の業績となることも大きな意義である。

【参考】Howard S. Becker, 1984, Art Worlds, University of California Press.(後藤将之訳,2016,『アート・ワールド』慶應義塾大学出版会.)

活動内容

本年度、当研究会は11回の例会、2度のフィールドワーク、学会発表を行った。例会ではフィールドワークの準備やふりかえり、学会発表・論文提出に向けた準備を行った。

成果及び今後の課題

成果:学会発表およびフィールドワークを通じて共同研究を前にすすめることができたこと。
今後の課題:会発足時から目標としている論文投稿は2023年度に持ち越された。提出を行うことを今後のマイルストーンとして設定した上で、その後の展開についても議論を重ねたい。

構成メンバー

柴田 惇朗
藤本 流位
坂本 唯
西本 春菜

活動歴

2021年度の活動はコチラ

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